口腔外科
口腔外科とは
歯科医院というと「虫歯や歯周病の治療をするところ」と思われがちですが、当院の診療範囲はそれだけではありません。
口腔外科では、お口の周辺のケガや顎関節症、口腔粘膜疾患や親知らずの抜歯、ドライマウスなど幅広い症例に対応しています。
月に1度口腔外科を専門とるす歯科医師が診療します
当院の口腔外科は、月に1度口腔外科を専門とする先生にご来院いただき診療をしていただきます。親知らずを抜いたほうが良いのかや、日ごろから歯ぎしり・食いしばりでお困りの方などあなたのお悩みをぜひご相談ください。
口腔外科専門医の診療日は診療日カレンダーをご参照ください。
親知らず
親知らずは医療の分野では「智歯」や「第三大臼歯」と呼ばれます。20歳前後で最も奥に生えることから「親知らず」という名称が知られています。
親知らずは、まっすぐ生えていて問題がなければ必ずしも抜歯の対象ではありません。しかし、生える向きが悪いことでトラブルが起きたり、歯ぐきから十分に萌出しないことで炎症を起こしたりします。そのような場合は検討の上、抜歯をおすすめすることがあります。
顎関節症
「口を開閉するとき異音がする」、「顎が痛い」、「口の開閉がしにくい」と言う場合、顎関節症にかかっている可能性があります。
顎関節症は、噛み合わせのずれや歯ぎしりの負荷、合っていない詰め物・被せ物があることや歯を失ったことなどのほか、日常のストレスで顎の筋肉が緊張することなどが原因となって発症します。軽症であればいつの間にか症状が無くなることもありますが、重症化すると日常生活に支障をきたすケースもあります。
もし顎になんらかの違和感があった場合、ぜひ当院にご相談ください。
ドライマウス
ドライマウスとは、唾液の分泌量が減って、名称の通り口腔内が乾く疾患です。日本語では口腔乾燥症と呼ばれています。
唾液の分泌量が減ると、お口の中がネバつきやすくなりますし、口臭も強くなりがちです。また、唾液は細菌を抑える役目も持っているので、ドライマウスになると虫歯や歯周病のほか、感染症のリスクが高まります。さらに、重症化すると、舌が乾燥してひび割れが起こることもあります。すると飲食や発音に支障が出るなどの可能性もあります。
ドライマウスが悪化すると生活の質が大きく低下します。そのため、「以前より口の中が乾きやすい」と感じたら早めにご相談ください。
その他のお悩み
口腔外科では、お口の周辺のケガや粘膜性疾患(お口の粘膜部に発生するデキモノ)にも対応しています。気づいたことや不安なこと、困ったことがあれば、ぜひ遠慮なくご相談ください。